アップルヘッドといわれるように、チワワの頭は丸い形をしており、頭頂部のモレラと呼ばれる穴などに関する病気が多くみられます。
チワワはデリケートな骨の持ち主なので、高いところからジャンプすると骨折しやすい傾向があるので、注意してあげる必要があります。また、首や肩、膝の関節を脱臼するようなトラブルも多くみられます。
遺伝的な側面やそれぞれの個体によっても体質はことなり、かかりやすい病気もさまざまですが、その中でも、気をつけておきたい、知っておきたい病気の一部をご紹介します。
気をつけたい症状:おしりを床にこすりつける、おしりを痒がる
肛門付近にある肛門嚢と呼ばれる部分に分泌物がたまり、化膿してしまった状態のことです。
通常、中・大型犬の場合は便の排出時に一緒に出されるのですが、身体が小さなチワワの場合、力が足りずに分泌物がたまった状態になってしまいます。そして、そのまま放置していると化膿しこの病気になってしまいます。
シャンプーのときなど、定期的に出してあげるようにしましょう。溜まる周期などは個体差がありますので、早め早めを心がけておきたいです。
気をつけたい症状:頭頂部が柔らかい
チワワの頭のちょうど真ん中には、指で触ると柔らかくヘコむ泉門と呼ばれている部分があります。通常、泉門は成犬になるまでに閉じると言われてますが、成犬になっても閉じずに開いたままになっている状態の病気です。
家具などに頭をぶつけることがないよう気をつけてあげてください。
気をつけたい症状:フラフラする、反応が鈍い、痴呆、まひ、運動失調、視力の低下、食欲異常、無関心、攻撃性の増加
チワワの頭のちょうど真ん中には、指で触ると柔らかくヘコむ泉門と呼ばれている部分があります。この部分に、脳脊髄液(頭蓋骨内部にある脳室と呼ばれる空間にある液)と呼ばれる駅が多量にたまって脳を圧迫する症状のことです。
泉門が開いている犬がかかることの多い病気ですが、全ての泉門が開いている犬が水頭症とは限りません。
すぐに生命の危険がある病気ではありませんが、薬物療法や手術などを行っても完治することがとても難しい病気です。
気をつけたい症状:疼痛、脚を1本だけ上げて歩く、脚をつかなくなる、ケンケンのような歩き方、膝が腫れる、
後脚の膝蓋骨という膝を支えるお皿の部分の腱膜のゆるみやお皿の溝が浅い時に起こりやすく、歩行が困難になる場合があります。
ひどくなると慢性的に痛み、跛行を呈すので気になったときは早めに獣医さんに診てもらっておきたいです。
よくジャンプしたり、高いところに飛び乗ったり、飛び降りたりといった行動には、脚にとても負担がかかるので、あまりさせないようにしましょう。
【グレードⅠ】
膝関節はほとんど正常な状態です。
関節を伸展して指で押すことによって簡単に脱臼が起こりますが、緩めると元に戻る。
【グレードⅡ】
膝関節を屈曲した場合に脱臼が起こり、指で押すか関節を伸ばさないともとの位置に戻らないい状態です。
【グレードⅢ】
膝関節が脱臼したままの状態が多くなります。
患肢を伸展すると時折元に戻ることがある状態です。
【グレードⅣ】
膝蓋骨は脱臼したままになってしまいます。
この段階では、外科的処置を施さなければ整復できなくなってしまいます。
気をつけたい症状:目をこする、涙や目やにが多い、目が白濁・赤くなる
目が大きいチワワに多いのが、黒目を覆う角膜が炎症をおこす角膜炎。チワワは目がクリッと出ているので、目をこすったときや物にぶつかったとき、ケンカしたときやシャンプーのときなどは特に注意が必要。目に入った薬品の刺激が原因になったり、傷がついたりしたのが原因でなってしまいます。
軽症のうちは抗生物質や外用薬で治療しますが、重症になると手術が必要になることもあるので気をつける必要があります。
普段から目に異常がないかチェックしてあげましょう。
気をつけたい症状:ぐったりしている、痙攣
血液中の糖分の濃度が著しく低下してしまいます。特に生後3ヵ月までのパピーのチワワに多くみられる病気です。
主な原因としては、食の細さや栄養不足などによって起こります。身体の小さなチワワにとっては、大きな犬に比べて欠乏や不足が起こりやすく、身体への影響も大きくなってしまいます。毎日のお食事には特に気をつけてあげましょう。
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